4月のなんてことはないお昼時、娘に送ったテキストからすべてが始まりました。大学の寮にいる娘に「How are you?」と書いたら、元気がないというなんとも寂しい答え。これから学期末でレポートにファイナル、気が滅入るのもわかるので、「そういうときは目前の事考えないで、夏に何したいとか、神さまが何をさせてくださるだろうかとか、ちょっと先のことを考えてわくわくしてみようよ!」と書いたところから、話がどんどん転がりはじめ・・。

夢は大きく、「じゃあ、イエスラエルでも行く?」といったら、「行く」という。以前見ていたボランティアのサイトを見ていたら、前にも心に残っていたShevet Achimという団体が出てきて、「ここなんか、どお?」(この時点では完全に夢見るレベル)とテキストでリンクを送れば、娘も「よさそう」という。

娘のために見ていたのが自分も行きたくなり、ボランティア・アプリケーションがオンラインにあったので、(アプライしてもどうせ話がすぐにつくとも思わず)とりあえず書いてみる。信仰やあゆみや動機について書かねばならないショートアンサーとかもあって案外面倒だったけど、はじめたのでいきおいで最後までやてみた。

娘に「ママ、アプリケーション出しちゃった」とテキストしたら、「私も」という返事。二人してびっくりしたものでした。それが4月12日の午後1時。

アプリケーション出しちゃったんだから、もしかして行くこともあるかもしれないと思い、夕飯のときに主人に、「イスラエルにもも(娘)とボランティアに行っていい?6週間くらいとか・・」と半分くらいの本気で聞いてみたら、すぐに「ふ~ん、いいよ」という。

「え~??本気で?いいの?イスラエルだよ??1か月半もいいの?」とこちらがびっくり。一つには、聖書を読んで感動した私が夕飯のごとに主人に(半分・・いやもっとかな、迷惑がられながらも)イスラエルの歴史や神様の計画を「聖書はすごい、聖書はすごい」の口癖でシェアしつづけて、いつかイスラエルに行こう!がキャンペーン文句みたいになっていたからかもしれない。あとは、主人の職場の大先輩がユダヤ人でよくイスラエルに行く人で、危機感よりは親しみがあったからかもしれない。それから、ももが夏にするインターンもバイトもボランティアも特に決まっていなくて、何するかあ~と言っていたからかもしれない。

とにかく、全く予想もしていなかったことが、4月12日の昼に始まり夜には完全に現実モードになっていたわけでした。これが主のみこころならば、そのとおりになりますように。