Shevetでの奉仕は日曜から木曜までの各自のスケジュールで動いているけれど、それでも人のいのちがかかわる奉仕。急な様態の変化や手術など、いつ対応が必要かはわからない。何かあればすぐ動く、これがShevetでの奉仕。

週末の夜、夕飯を食べているときに病院から連絡があった。入院しているRachelの容体が悪化したのでECMO(重症呼吸不全患者または重症心不全患者に対して使用される生命維持装置)を使うという判断。ECMOはほぼ最終措置で、これにつながれれば回復できるか亡くなるかがフィフティ・フィフティだという。だから付き添うお母さんにとっては大変な重荷。

私たちは医者や看護婦ではないから病院に行ったからといって何かお手伝いができるわけではない。だけどただ横にいて付き添うことはできる。「私は今から行くけど、だれか一緒に行きたい人はいる?」と聞かれ、私は正直1週間のしごとで疲れ果てていたので「ほかに行く人がいるなら行きたくない」と言った。でもかならず「行きたい」という人もいて、BreaとJoanneで行くことに。こういうとき無理にでなく進んでやりたい人がいるというのが、Shevetのすごいところだと思う。「関係」があるからだと思う。ただそこにいる、寄り添うことの力。