6週間もイスラエルにいて、申し訳なく思うのは家のこと。家には、主人と息子がいてふたりとも仕事をしていて忙しい。イスラエルでボランティアといえば聞こえはいいけど、二人をほったらかしにしていることは、本来すべきことをしていないということでもありかたじけない。出発前できるかぎり冷凍おかずを作りだめしてきたけれど、日々の調理、そうじ、買い物、洗濯はやってもらうしかない。
主人の学生さんが卒業するので、恒例の年度末研究室パーティーがあったのだけど、私がいつものように準備することができず、Lineで電話しながら主人に買い物をしてもらった。主人は文句ひとつ言わず、息子もたくさん手伝ってくれたこと、パーティーもみんなのヘルプがあってうまくいったと、主人から感謝のことばを添えて写真が届いた。こういうことを神の祝福というのだと思う。ふつうならありえない有難きことと思う。主のみ名はほむべきかな。