Shevet Achimでの一日は、毎日8時から10時までの祈りと賛美とみことばの学びで始まる。祈りはベースは英語だけど、自分のことばで祈ってももちろんオッケー。スペイン語があったり日本語があったり。賛美も英語の歌がメインだけど、みんなで好きな賛美を選ぶ。

9時前にコーヒーブレイクが入り、その後は聖書をみんなで読み(ちょっと前まで第一コリント人への手紙で、今はマタイの福音書)、思わされたことをただ自由にシェアしあう。このシェアリングが深い。聖書を深く読んでいる人が必ずいて、聖書のあちこちをつなげていく。自分の経験談も入る。国やシステムが違うから、いろんな教会の話を聞くのも興味深い。Shevetはいろんな人がやってくる。毎週1回テルアビブから奉仕に来る人、たまに緊急時のお助けマンに来る人、イラクの難民キャンプでボランティアしていてここで手術を受ける人に付き添いで来た人もいる。初対面同志であっても、聖書のみことばは共通語。すぐに深い部分での話ができるのはすごいことだと思う。聖書がいろいろな世界の言葉に訳されていて、みなが同じみことばを読んでいて、それがそれぞれの心に住んでいて、そのことばが響き合ってつなげてくれる。なんとすばらしいことだろう!Shevet Achim (“dwelling together”)のビジョン聖句を思い出す。

見よ。なんという幸せ なんという楽しさだろう。

兄弟たちが一つになって ともに生きることは。 

詩編133:1

この朝の2時間の神との時間がShevetでの原動力だと思う。もちろん、病院に朝早く行かねばならないことも多く、全員がそろわないこともあるけれど、それでも残ったもので必ず2時間。神への感謝、神からの励ましと知恵、これがなくては何も始まらない。